限界は考えない
最近僕のところにあるスポーツショップの店長が来る
今日も来た…
もう70歳近い人だ…
僕が少年野球をやっていた頃によく行ったお店だ
プロ野球の選手の握手会、野球教室、○○杯少年野球選手権とか色んなイベント的な事を主催したり
自分でも少年野球の監督もしていた
その店長は鬼監督で有名だった…
おっかねーショップのオヤジだ
中学生になった…中学校に卸していたし、個人的にもそこで用具を買っていた
高校生になり僕はあるメーカーから用具を幾つか提供してもらっていた
その関係でそのスポーツショップに提供してもらった用具を取りに行ったりしていた…高校生になっても縁があった
野球をやめて今の生業となる道に進んだ
もちろんそのショップには行かなくなる
10年以上経ってある程度仕事が出来る様になり、自分の高校の理事長から身体を診てくれと言われる様になる
ある時、理事長に地元で独立するつもりですと伝えた…
すると理事長にあのスポーツショップの店長に一本立ちしますと挨拶に行け!と言われた…
ん?と思ったが独立まであと一ヶ月くらいの頃にご挨拶に行った
もう忘れてるかな?と思ってたがおぉ〜っ女房に言っておくよ〜どこでやるんだ?いつからだ?とか聞かれ頑張れよって言ってくれた
良く考えてみたら初めてマトモに喋ったw
おっかねーショップのオヤジでなく優しい感じのオジサンだった
頭はハゲて歳をとったなぁ〜と思った
そして独立…まぁ三ヶ月は誰も来ないかなぁ〜暇かなぁ〜と思って一応九時前に鍵を開けて掃除をしていた
するとそのスポーツショップの奥さんが九時ピッタリにいらした
ショップのオジサンの奥さんがうちに来た最初の人だ…
お陰様でそれから今までずっと忙しい…
奥さんは体調は良く今は元気だ…
でも最近ショップのオジサン本人が来る…ある病気でくる
先日、何十年もやっていた少年野球の監督を辞めたと言っていた
理由を聞いて僕は辞めたらダメだ!と言った
でも辞めちゃんたんだよと言った
残念だ…と言うか寂しい…
今日来て、低学年のチームだけは見る事にしたよと言っていた
死ぬまでやった方がいいですよと言っといた